お役立ち情報満載!
製品カタログはこちら

blog

技術ブログ

阿波観光ホテル様でのバイオマススリッパ導入事例

Date 2026.03.12

阿波観光ホテル様でのバイオマススリッパ導入事例のサムネイル

2021年12月のサステナブルマテリアル展での出会いをきっかけに、当社は国際興業株式会社様(以下:国際興業)と開発したバイオマススリッパの開発を進めてきました。
2023年の発売以降、ホテルや宿泊施設を中心に、少しずつご採用の輪が広がっています。

今回は、開発担当者が、バイオマススリッパをご採用いただいている阿波観光ホテル様を訪問しました。
徳島を代表する老舗ホテルで、実際に使われている様子や、採用に至った背景について、現社長で支配人の岡田典子さんにお話を伺いました。

岡田支配人

阿波観光ホテルで出会った、静かな選択

徳島駅から歩いてすぐ。
行き交う人や車の気配を背に、少し足をゆるめると、阿波観光ホテルが静かに迎えてくれます。

阿波観光ホテルは、昭和天皇もご宿泊されたことのある、徳島を代表する老舗のホテルです。
長い時間を重ねてきた場所には、不思議と落ち着きがあります。
新しいのに、どこか懐かしい。
それは「大切にされてきた時間」が、空気として残っているからなのだと感じました。

徳島駅前の風景

踊りとともに受け継がれてきた感覚

現社長で支配人の岡田典子さんは、このホテルが祖母、そして母から受け継がれてきたこと、
三代にわたって女性の社長が支えてきたことを大切な記憶とともに、懐かしむような表情で教えてくださいました。

岡田支配人は、阿波踊りの有名連で踊り子としても知られた存在です。
阿波踊りのにぎわいや、熱気に満ちた夏の様子を語る姿からは、徳島の祭りとともに生きてきた時間が伝わってきました。
踊りで培われた粋な感覚は、ホテルという場づくりにも通じているように感じられます。

眉山

自分が納得できるものを使うという選択

「自分が使ってみて良かったもの、納得のいくものを、お客様にも使ってもらいたい」
その言葉は、館内のあちこちに表れていました。

阿波観光ホテルでは、当社が国際興業株式会社と開発したバイオマススリッパを使用していただいています。
現在は、全ての客室で、常設の備品として使用されています。
導入後について伺うと、運用面で特別な反応や大きな変化はない、とのことでした。
実際に館内を見て回る中で、このスリッパが客室の空間や日常の動線の中に、ごく自然に馴染んでいるように感じました。 

岡田支配人がこのスリッパに惹かれた理由は、はだしで履くものだからこそ大切にしたい、やさしい肌ざわりにありました。
足に触れた瞬間の感覚を大切にし、違和感のない心地よさを選ばれたのだといいます。
また、植物由来の素材であることも、日々お客様を迎えるホテルという場所にふさわしいと感じた理由のひとつでした。

環境への配慮を特別なこととして掲げるのではなく、無理なく、静かに取り入れられること。
その姿勢が、このホテルの在り方と重なっています。

土地と人の手がつながる場所

華美ではなく、必要なものがきちんと整っていること。
シンプルなものが好きだと語る岡田支配人の美意識が、空間の随所に表れているように感じました。

「環境にやさしいから」という理由だけではなく、「自分が気持ちよく使えるか」「お客様はどう感じるか」。
その感覚を大切にした結果として、このバイオマススリッパが選ばれたことが、自然と伝わってきます。

食へのこだわりも、阿波観光ホテルらしさのひとつです。
地元の醸造所に協力を仰ぎ、自ら仕込んだ味噌やしょうゆを使った料理からは、目に見えない心配りが感じられます。
徳島の土地と、人の手が、確かにつながっていることを実感しました。

館内のお土産コーナーでも、ひとつひとつ選ばれた品に、自然と足が止まります。
ホテルで「良かった」と思ったものを、家に帰ってからも思い出してもらえたら。
そんな気持ちが込められた品揃えです。
徳島のさまざまな町から集められた、少し良いものたち。
旅の記念というより、暮らしの続きを持ち帰るような感覚がありました。

また帰ってきたいと思える理由

泊まること。

食べること。

使うこと。

その一つひとつに、「これでいい」ではなく「これがいい」を選び続けているホテル。
そんな場所で、私たちのバイオマススリッパを使っていただいていることに、胸がいっぱいになりました。

今回の訪問で、入社してすぐ、徳島の工場で過ごしたこと、阿波踊りに参加したことを思い出しました。


岡田 典子(おかだ のりこ)

阿波観光ホテル 社長・支配人。
祖母、母から受け継がれ、三代にわたり女性が支えてきた老舗ホテルの三代目。
阿波踊りの有名連で長年、踊り子として活躍。踊りで培われた粋な感覚や美意識を、ホテルという場づくりにも静かに反映している。
「自分が使ってみて良かったものを、お客様にも使ってもらいたい」という考えを大切にし、華美ではなく、必要なものがきちんと整った空間をつくり続けている。


阿波観光ホテル

昭和天皇のご宿泊歴を持つ、徳島を代表する老舗ホテル。
徳島駅から徒歩圏内という利便性を持ちながら、長い時間を重ねてきた落ち着いた空気が特徴。
2023年のリニューアルでは、木の質感を活かした客室へと刷新され、部屋ごとに異なる表情を持つ空間が生まれている。
食やしつらえを通じて、徳島の土地と人の手がつながることを大切にしている。

阿波観光ホテル公式サイト


バイオマススリッパについて 詳細はこちら(国際興業株式会社様サイト)

その他の記事

オンリーワンの不織布を
一緒につくりませんか?

お電話はこちらから

03-6327-1020

平日9:00 - 17:00