脱プラ・減プラ素材: タフセルマット・タフセル
- 環境に配慮した製品
- バイオマス
─ 概要
セルロース繊維を補強繊維とした脱プラ・減プラ素材です。プレス成形用のタフセルマット、射出成形用ペレットのタフセルをラインナップしております(※製品は王子ホールディングス株式会社と共同開発中)。
課題
- 地球温暖化問題への取り組みとして、石油由来のプラスチック使用の削減のために、セルロース配合樹脂の開発が進んでいます。
結果
- 当社独自の技術でセルロース繊維と樹脂を均一に分散させることで、熱によるセルロース繊維のダメージも少なく、セルロース繊維の特性を十分に生かした機能を付与することが可能です。
・セルロース繊維と樹脂を独自の技術により均一分散
・セルロース配合率を高め減プラに対応
・剛性と耐衝撃性を両立した成形体
・成形加工方法に応じて最適な複合素材を提案可能
などが特徴です。
1.プレス成形用のタフセルマット(セルロールマット)
・熱プレス成形により立体加工が可能なシート。シートは、密度(柔らかさ、硬さ)や厚さの調整が可能。セルロース繊維配合率を変更することで成形後の弾性も調整可能。
【成型前】
【成型後①平板】
【成型後②ドアミラー:絞りのある立体的な形状にも成型可能】
2.射出成形用ペレットのタフセル(セルロール樹脂ペレット)
・射出成形用のペレット。マスターバッチとしても使用可能。セルロース繊維へのダメージが少なく、白色度が高いため、着色も可能。セルロース配合率を変更することで複雑な成形も可能。
【タフセル:射出成型用ペレット】
【射出成型体】
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