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王子キノクロスのエアレイド不織布について
世界三大エアレイド製法に
数えられる
当社独自の製法
エアレイド法とは、バラバラにほぐした繊維や粉体を水を使わないで、
空気の流れに乗せて均一分散させ、金網上に吸い取らせて不織布を作る方法です。
主原料はパルプ、熱融着繊維です。
当社のエアレイド法は世界三大エアレイド製法に数えられている独自の製法です。
2つの手法でオリジナルの製品を
共同開発します
キノクロスプロセス
薄くても嵩高で低密度なふんわりシートを製造
比較的薄いシートをふんわり作るプロセスで、エアレイド不織布の中に高吸収性樹脂(SAP)等を配合することも可能です。
クッキングペーパーなどの食品用途、衛材用途、化粧品用途など
吸液・吸水性が必要な用途を中心に展開しています。
- (紙おしぼり・クッキングペーパー・トレーマットなど)
TDSプロセス
厚みたっぷりな不織布を完全ドライで製造
粉体を濡らすことなくウェブ(繊維)の上に積層、またウェブにミックスすることが可能です。
TDSプロセスで可能な粉体配合量は340g/㎡です。
※粉体の種類やシート構成によります
- (油吸収材・梱包材・難燃吸音材など)
- TDS=Totally Dry System
キノクロスプロセス製品の特徴
吸収性
キノクロスの吸水倍率は約30倍。(米坪、密度によって異なります。)
ソフト性
やわらかで、やさしい風合いが特徴です。
ろ過性
低密度不織布のため、ろ過がスムーズです。
嵩高性・緩衝性
密度が0.04g/㎤と非常に低く、紙の1/10以下です。
TDSプロセス製品の特徴
厚物化
インク吸収体、芳香剤揮散体、油吸収体など広範囲に対応できます。
粉体のシート化
高吸収性樹脂(SAP)や活性炭、シリカゲルなどの機能を損なわずにシート化が可能です。
機能性繊維のシート化
高吸収性樹脂(SAF)や炭素繊維などの機能を損なわずにシート化が可能です。
他素材との複合化
フィルム、紙、不織布などを表面材に使用した複合不織布もオンラインで製造できます。
さまざまな機能を
シートに付与することができます
様々な素材又は粉体をエアレイド不織布と組み合わせることにより、
多機能でお客様のニーズにあったシートを実現します。
- 抗菌性
- 抗菌剤を添加することにより、用途に応じた抗菌性を付与することができます。
- 消臭
- 消臭、吸着効果を持つ材料を、その活性を失うことなく不織布に配合できます。
- 水解性
- 特殊なバインダーを使用し、ドライでは必要な強度を持ち、水中では容易に分散する特性を付与することが可能です。
- 着色
- 当社独自の技術で色むらが少なく、色落ちしない着色不織布を製造できます。
- 難燃
- 紙は燃えるという概念を覆した難燃性エアレイド不織布もあります。
米国UL規格に準じたグレードもあります。 - 厚物
- 独自のエアレイド製法により、より少ない原料で層間剥離のない厚物製品を作ることができます。広い範囲から厚さを選択することができます。
- スポット吸収性
- 非常に低密度な構造のためスポット吸収に優れます。
- 湿度コントロール
- 吸放湿する機能性粉体を機能を損なわず繊維間に閉じ込めることができます。
湿度変動を嫌う絵画や古書の保存分野で使用されています。
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