不織布とは

エアレイドとは?
バラバラにほぐした繊維や粉体を水を使わないで、空気の流れに乗せて均一分散させ、金網上に吸い取らせて不織布を作る方法です。
不織布の原料および製法は多種多様です。製法には湿式と乾式があり、乾式のなかでも接着剤型、機械結合型、紡糸型などさまざまですが、エアレイドは接着剤型に属します。
パルプエアレイドとは?
パルプを主体にしたエアレイド、通常エアレイドと言えばパルプエアレイドを指します。
合繊エアレイドとは?
繊維長約1〜12mmのチョップ状合成繊維100%によるエアレイド不織布のことを言い、パルプエアレイドと区別する為に、合繊エアレイドと呼ばれています。
当社の不織布について
当社は1964年に、世界ではじめて、木材パルプを主原料にした乾式パルプ不織布の製造に成功しました。現在、エアレイド法は3種類ありますが、当社のエアレイド法は独自の技術であり、王子製法として世界的に知られています。
この製法によって誕生したキノクロスは、パルプ繊維の分散に空気を利用しているため、非常にウェブ密度が低く、1.保液性2.ろ過性3.嵩高性4.ソフト性の4つの特性を備えています。こうした長所を活かし、さまざまな製品に幅広く利用されると共に、さらに新しい可能性を拡げる素材として注目されています。
不織布の歴史
広辞苑によると、不織布とは「糸の形態を経ずに、繊維シート(ウェブ)を機械的、化学的、熱的に処理し、接着剤や繊維自身の融着力で接合して作る布」とあります。
不織布は、産業用・衣料用・住宅用・医療用・生活関連用など広く使われ、日本では2007年に年間約34万トンを越える生産量があります。